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LirのFF日記

FF11 Ragnarokサーバで活動しているりるのFF日記です

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ログ:白昼わだつみを駆る

コルセアAFクエスト:白昼わだつみを駆る
 
■白昼わだつみを駆る
アラパゴ暗礁域


Zweeha : ちょうど良かった。
 Lir、
 あんたを探していたんだ。
Zweeha : 突然なんだけど、あんた
 測深儀って、どこかで
 聞いたことないかい?
Zweeha : そうか……。
 まぁ、無理もないさ。
 ありゃあ、ベテランの船乗りですら
 めったに知らない特殊なもんだから……。
Zweeha : ん、測深儀って
 何かって?
Zweeha : そうだね。
 この辺の海域を詳細に再現する、
 いわば、海底測定器みたいなもんだよ。
Zweeha : この近海は、暗礁が多い上に
 磁場の乱れがすごくてね。
 コンパスだけを頼りにしてる船は
 あっというまに遭難しちゃうのさ。
Zweeha : もっとも、おかげで、
 コルセアにとっちゃ、ここが
 安全な場所でもあったんだけどね。
Zweeha : ま、要するに、測深儀なしに、
 暗礁域を抜けるのは、不可能に近いってこと。
Zweeha : ところで、
 なんでこんな話をするのかというと……
Zweeha : 驚くなよ。
 いま、この近くで船を修理してるのさ。
 もちろん、私たち海猫党のね。
Zweeha : 名前はブラック・クレイドル号。
Zweeha : いい船だったんだけど、
 ちょっと前にいろいろとあってね。
 どてっ腹に大穴を開けられちまったのさ。
Zweeha : で、そのとき、肝心の
 測深儀をなくしちまったってわけ。
Zweeha : たとえ、修理が終わったって、
 そいつがなきゃ、
 暗礁域を抜けることは至難の技。下手すりゃ、
 今度こそ私たちも海の藻屑になっちまう。
Zweeha : と言っても、
 測深儀は、今じゃ骨董品。
 店や競売で手に入るような代物じゃない。
Zweeha : あぁあ、昔のイフラマドの船なら、
 みんな搭載していたんだけどねぇ……。
 今じゃ、ぜんぶ海の底だよ……。
Zweeha : それでも、もしも、もしもだよ。
 見つけることができたなら、
 ナシュモで張り込みしてる党員に渡して。
Zweeha : 分かったかい?
 よろしく頼んだよ、Lir。

ナシュモ:測深儀入手後
Leleroon : くふ。わたしの、おタカラもの♪
 それは、だいす。「こるせあのだぁいす」!
 うみねこのクルーだけ、もってう!
Leleroon : わたし、むかしむかしの
 こるせあに、あこがれてう。
 たから、こるせあのだぁいす、うれしのー。
Leleroon : むかしむかしの、
 こるせあに、なりたぁい! なれうー?
Leleroon : くふ。わたしの、じょほうもう♪
 ルンルンネッタワークちがう、じょほうもう!
 うみねこのクルーだけ、もってう!
Leleroon : うみねこクルー!
 ズィーハおねいさんから、きいてう!
 「けぃそくぎ」♪ みたぁい! みせてー?
Leleroon : ん。
 んんーーー??
Leleroon : ん?
 んんん??
 んんんんん……?
Leleroon : これ、なんたか、へんなのよ?
Leleroon : この「けぃそくぎ」、
 においしなぁい。コチコチうごかなぁい!
 だめだめの「けぃそくぎ」に、なってう!
Leleroon : ほんとのほんとは、
 コチコチコチなのー。それてね、
 うみのそこの、やまとたにが、できうのー。
Leleroon : だめだめの「けぃそくぎ」、
 ピカピカのとこて、「じゅうてん」!
 じゅうてんで、うごぉく! しってうー?
Leleroon : くふ。わたしの、おススメとこ♪
 それは、じゅりん! 「じゃじゃぁむじゅりん」!
 うみねこのクルーにだけ、おしえう!
Leleroon : じゅうてん、おわたら
 とりにいってみう、よいよ?
 きっと、うれしのー。

ワジャーム樹林
測深儀を、溝に埋め込んだ。
測深儀は、不思議な輝きを放っている……。

ワジャーム樹林
測深儀が、なくなっている!



Imutira : 測深儀
それはまるで、海猫の眼から見た海の景色……。
奴の口癖だったわねえ。

Imutira : お久しぶり、
 やっぱりまた会ったわね。お姉さん。
Imutira : なぁに? どこへやったのかって?
 さぁ、なんのことだか私にはさっぱり……。
Imutira : あら、私を疑ってるの?
 ひどいわねぇ。このあいだ、
 あんなに親切にしてさしあげたのに。
Imutira : それにしても、
 測深儀を探してるなんてね……。
 どうやら海猫党も、今回は必死みたいじゃない?
Imutira : ……そういえば、
 クルタダにはよろしく伝えてくれた?

伝えた?
・伝えた
Imutira : おかしいわねぇ。
 じゃあ、どうして
 私の前に姿を見せないのかしら……。
Imutira : もうちょっと
 荒っぽいやり方じゃないと
 お気に召さなかったかしらねぇ。

・知るか
Imutira : あー、そう。
 いい度胸だね。
 でも……、程々にしないと……
Imutira : 暗碧海に沈むことになるかも
 しれなくてよ!?



Qultada : うちの新入りに
 ちょっかい出さないでもらおうか。
Imutira : ……来たわね、クルタダ。
 真打ち登場といったところかしら?
Qultada : Lirから
 お前の名を聞き、後をつけていた。
 まさかとは思ったが……。
Qultada : イムティラ、
 もう俺たちの前に現れない約束だぞ。
Imutira : ひょっとして、あのとき、
 殺しておけばよかったとでも?
 ……ひどいわ。
Imutira : ねぇ、
 もう過去は水に流しましょう?
 私たち、昔馴染みじゃないの。
Imutira : 私はほんとに、あんた達と
 また仲良くしたいと思ってるのよ。
Imutira : それに……
 ねぇ、クルタダ。
 あんた、測深儀が必要なんでしょ?
Imutira : なぜか、今、ぐうぜん、
 私の手に、測深儀がある。
 ほんとに偶然。不思議よねえ。
Imutira : そして、心優しい友人である私は
 これを海猫党に、
 譲ってあげなくもない、と考えている。
Imutira : ……ただし、取り引きでね。
Qultada : 取り引きだと?
Imutira : そうよ。
Qultada : ……条件を聞こうか。
Imutira : いやぁねぇ。
 人前じゃ言えないわぁ。
 だって、恥ずかしいもの。わかるでしょう……?
Qultada : いいか、Lir。
 戻ってズィーハ達に伝えてくれ。
 俺は「デート」でしばらく戻れないってな。
Imutira : うふふ。悪いわね。

アジトに戻る?
・やだ
Qultada : いけ。船長命令だぞ。

・わかった
Imutira : お子様は、お家に帰って
 モーグリとでも遊んでなさい、ってことよ。
Qultada : ……さあ、これで満足か?
 おっと、お前らに言ってるんだぜ。
Qultada : さっきから、軍人と不滅隊の野郎の
 獣くせぇ臭いがプンプンしてやがるんだ……。

アラパゴ暗礁域


Zweeha : ……なんだって!?
Zweeha : 測深儀は横取りされ、
 クルタダは女の尻を追いかけてった?
Zweeha : …………。
Mutihb : どうしますか……?
 副長……。
Zweeha : まったく……。
 しょーもないね。
Mutihb : 指揮と操船は
 一流なんですけどねぇ。
 あっちの方は、うちの船長は……。
Zweeha : で、いったい
 どこのどいつについてったんだい?
 うちの三流船長さんは。
Mutihb : ……イムティラ?
Zweeha : イムティラだって?
Zweeha : 馬鹿な……。
 あの女は、もう……でも……。
Aznahf : 大変っす! ズィーハさん!
Zweeha : 今度は何だい!?
Aznahf : 船長が……。
 クルタダさんが……処刑されるって……
Aznahf : ……いま皇都は、
 その噂でもちきりっす。
Zweeha : なんだって!?
Zweeha : ……イムティラの仕業、か……?
Zweeha : そうか、新入りのあんたは
 知らないんだったね……。
Zweeha : イムティラとその兄の
 ジャーキブ(Jahqib)……。
Zweeha : 2人の兄妹は
 元海猫党のメンバーだったんだ。
Zweeha : 元、っていうのは、
 海に落ちて、死んだはずだったのさ。
 2人ともね……。

ワジャーム樹林


Qultada : さあ、そろそろ出てきたらどうだ。
 それで上手く隠れたつもりか?
Yazquhl : ふん、下衆だけあって
 鼻は効くようだな……。
Qultada : どっかで見た顔だな、おい。
Yazquhl : いつぞやは
 ずいぶんと世話になったな。
Qultada : ……イムティラ。
 こんな皇国の犬とつるんでるたぁ、
 ずいぶん性根が腐ったものだな。
Imutira : どういたしまして。
 昔より利巧になっただけよ。
Imutira : さて、本題に戻りましょう、クルタダ。
 あんたたちが、咽喉から手が出るほど
 欲しがってる、測深儀について……。
Imutira : あんたたちが、
 再び大海原で活躍したいなら、
 これは、必須の物よねえ?
Qultada : ごたくはいい。
 さっさと要求を話せ。
Imutira : あら、つれないのね。
Imutira : ……まあいいわ。
 よくお聞きなさいな、
 測深儀の交換条件、それは……
Imutira : クルタダ、
 お前の首だよっ!

アラパゴ暗礁域
Zweeha : そうだ……。
 あんたにはまだブラック・クレイドル号が
 大破した理由を話してなかったね。
Zweeha : 私ら海猫党は、
 今じゃ、陸を活動の拠点にしてるけど、
 昔は海の上で
 皇国船籍の商船相手にドンパチやってたのさ。
Zweeha : ……かつての、
 栄光の時代のコルセアみたいにね。



Zweeha : けれど、あるとき、
 運悪く、皇国海軍の捜索網に
 引っかかっちまってね。何隻もの戦艦に
 追っかけられるはめになっちまった。
Zweeha : 夜になって、
 何とか追跡を振り切ることはできたんだけど……
Zweeha : 気がつくと、
 見張りをしていたはずのジャーキブ……、
 イムティラの兄の姿が
 帆柱の上から消えていてね……。
Zweeha : 気のいいやつで、
 誰からも好かれていたから、
 みんなで手分けして船内を探したんだけど、
 どこにも姿は見あたらなかった……。
Zweeha : 酷だけど、海戦じゃ
 船から落ちることは死ぬことと同じ。
 どうすることもできないものなのさ。
Zweeha : まして、私らの船は大破。
 暗礁域に逃げ込むのがやっと、
 って有様だったからね。
 戻って捜すことすら適わなかった……。
Zweeha : イムティラが海猫党に
 加わりたいと言ってきたのは、
 遺体のない柩で、彼女の兄の水葬をやった後……。
 「兄の敵を討ちたい」ってね。
Zweeha : けれど、実はそのとき
 彼女の敵意は皇国ではなく、
 私たち海猫党に向けられていた……
Aznahf : ……自分らが助かりたくて、
 兄貴が海に落ちたことを知ってたのに、
 見殺しにした、って考えてたんすよ。
Zweeha : 誰も彼女に
 詳しい事情を説明しなかったからね。
Zweeha : ……どんな理由があれ、
 仲間を守れなかった、
 私たちは、それをいちばん悔やんで……
Zweeha : とてもじゃないけど、イムティラに
 言い訳をする気にはなれなかったんだ……。
Aznahf : それでも、
 しばらくは奴も
 おとなしく働いてたんすけど……。
Zweeha : 小船で皇都を
 偵察しに行った帰りのことさ。
 隙を見て、クルタダの命を狙ったんだ。
Zweeha : ……命を狙ったといっても、
 クルタダに敵うわけがない。
 あっけなく失敗。でもね……
Aznahf : 海猫党の掟。
Aznahf : 仲間の命を狙ったやつぁ、
 生きて船に乗りつづけることはできねえっす。
Zweeha : けれど、彼女はまだ新入り。
 しかも、信頼していた部下の妹……。
 さすがに、クルタダも非情になれなくてね。
 彼女に助け舟を出したのさ。
Zweeha : 「この場で頭を撃ち抜かれるか、
 今すぐ船を下りるか、選べ」とね。
Zweeha : クルタダのことだ。
 皇都にも近いし、
 運がよければ泳ぎつけるかもしれない、
 と、計算してのことさ……。

回想
Imutira : ハッ?!
 私に恩情をかけたつもりかい?
 海賊のくせに甘いんだよ。あんたらはさっ!

回想終了
Zweeha : 運命とは残酷さ。
 結局イムティラも兄の眠る、海に消えた。
 いや、消えたはずだったんだ……。
Zweeha : ……イムティラ。
 まさかとは思ったけれど、
 あのとき、本当に助かってたなんてね……。
Zweeha : コルセアの強運、てやつか……。
Zweeha : クルタダのやつは、
 今でもジャーキブを救えなかったことを、
 悔やみつづけてる。だから……
Zweeha : ほんとに馬鹿だよ。
 何もかも背負えるわけないのに……
 お陰でこのざまじゃないか。

ワジャーム樹林


Qultada : ……俺の首か。
 そいつはいい。
Imutira : 海猫党はあんたを失うけれど、
 再び、自由に大海原で戦える……。
Imutira : 長い目で見れば、
 悪くない取り引きでしょう?
Qultada : それがお前の望みか。
Imutira : ええ、そう!
Imutira : 私は生きたの!
 兄さんを奪った海でさえ、
 私を殺すことはできなかった!!
Imutira : あなたのおかげかしら?
 それとも、コルセアの強運ってやつ?
Imutira : 冗談じゃない!
 私は、私自身の力で、
 岸に辿り着いたのよ!
Imutira : ……クルタダ。
 私はこれから表の世界で生きるのよ。
 あんたの首を皇国に届けてね!
Qultada : …………。
Yazquhl : どうした?
 怖気づいたのか?
Imutira : さあ、さっさと
 その首を差し出すのね!
Qultada : ……断る。
Yazquhl : なんだと!?
Qultada : なーんてな。
Qultada : 別に構わないぜ。
 欲しけりゃ、首でも心臓でも
 くれてやる。
Qultada : イムティラ、昔のよしみだ。
 お手並み拝見といこうじゃねえか。
Qultada : とっとと拾え。
Yazquhl : ご苦労だった、イムティラ。
 まさか、これほど首尾よくいくとはな。
 ここまで出向いた甲斐があった。
Imutira : お褒めに預かり光栄です。
 ヤズクール様。
Imutira : これで海猫のアタマを押さえました。
 つられてすぐに、翼と尾も姿を現しましょう。
 後は、それらを一網打尽にすれば……
Imutira : 皇国の海の憂いは
 一掃されることでしょう。
Yazquhl : そうだな。
 聖皇様もお喜びになろう。
Yazquhl : ふん。貴様は
 皇都に護送後、処刑だ。
Yazquhl : もう二度とと我が国に
 刃向かう愚か者が現れぬよう、大々的にな!

アラパゴ暗礁域
Aznahf : どうするんすか……。
 ズィーハさん……。
Zweeha : まったく……。
 向こう見ずな船長を持つと苦労するな。
Mutihb : 不滅隊に掛け合いますか?
Zweeha : 無駄だろうね。それに、
 そんなことはクルタダの望むところじゃないはず。
Zweeha : ここで引いたら
 コルセアの先達に顔向けできない、ってね。
Aznahf : では、どうすりゃ……。
Zweeha : 安心しな。
 私に考えがある。
Zweeha : ここはひとつ、
 怨み骨髄に徹してる
 あの跳ねッ返りと遊んでやろうじゃないか。
Zweeha : さぁ、Lir。
 あんたにも、
 もうひと働きしてもらうよ。
Zweeha : けれど、
 そのナリじゃあ、心もとないね……。
Zweeha : そうだ、こいつを着るといい。
Zweeha : レプリカだけど
 あんたの先輩だって持ってるやつは少ない。
 どういう意味か、わかるね?
Zweeha : いいかい、お前たち!
 これから私は救出作戦のプランを練る。
 総員、出撃の準備にとりかかんな!!
Zweeha : 待ちな、Lir。
 あんたは、別行動だ。
 先行して皇都に潜伏、
 情報を収集しておいてちょうだい。
Zweeha : 時期がきたら、
 シャララトで落ち合うよ!
コルセアトルーズを手にいれた!
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