LirのFF日記

アトルガンに関するオハナシ。

広大なアトルガン皇国領の西半分を司る首都で、高い塁壁で幾重にも護られた堅固な城塞都市。石造家屋の屋根を連ねて通路とする多層構造の街並は、さながら迷宮のようである。街中に散見される蛇の紋様は、皇国のシンボルである両頭の蛇王「ザッハーク」がモチーフ。

ザッハーク
田中芳樹のアルスラーン戦記でもおなじみ、両肩に蛇が生えている悪王の祖とも言える存在。3頭の蛇王。インド読みで、アジ・ダハーカだったかな。ゾロアスター教の悪神アンリ・マユ（アーリマンなどなど）の化身とも言われてるね。
「シャーナーメ」なんかだとアンリ・マユが調理人（給仕？）に化けて、王であったザッハークから褒美をもらう際、その代わりに肩に接吻したところ、蛇が生えたなんてされてる。

ヴァナ・ディールでのザッハークがどういう存在なのかは不明だけれども、まぁどう考えてもそんなものをシンボルとしているような国だから・・・って感じかのぉ。
もっとも、善悪なんてものは個人の価値観・時代によってころころ変わるモノだから、私たちがいわゆる「悪」と見なされるようなことが、この国では「善」と見なされても不思議じゃない。単純に名前を借りただけかもしれないしね。

あと、アトルガン皇国は、どうやら厳格なまでの身分制があるっぽいね。インドのカースト制度に近い感じかな。となれば、初見のPCに関しては歓迎されないどころか、冷遇されそうな気もする。
皇民街区あたりは、最初は入れないんだろうな。アトルガンのミッション（あるのかどうか不明だけど）とかクエとかで、名声なりがあがったら入られるようになる、と予想。

身分制度とか、ザッハークとかラミアとかそのあたりを見ても、アトルガン付近はどうもインド・ペルシャといった中東付近がモデルっぽいか。
(H)NMでガネーシャとかでてきたりするのかしらん・・・？